関東ママたちの『美味しいフルーツが食べたい!』
そんなお声に応えるべく、くまもとママは地元の自慢のフルーツってなんだろう?
と考え探しました。
『みんな大好き!やっぱり夏はメロンだ!』
そこで、くまもとママ親子は現場をリサーチすべく、ご両親と長女さんの3人でメロン農家を営まれているご家族を訪ねました。
(訪ね先)熊本市北区在住。Nさんご家族。
(訪ねた人)くまもとママ 熊本市北区在住ママと娘(1歳10ヶ月)。
長女さんに案内されハウスの中に入ると、色鮮やかなグリーンが一面に広がります。
そして、いたるところにメロン、メロン、メロン!
まだ収穫の10日ほど前だと聞いていたのですが、手に取ってみるとずっしり重みのある身の詰まったメロンに感じられます。これからもっと大きくなるんですね。
こちらの畑で育てているのは、メロンといえばまさにこれ!
『アールスメロン(マスクメロン)』です。みずみずしく滑らかな口当たり。上品な甘い香りのメロンの王様。ネットと呼ばれる美しい網目が特長の、贈答用としてもよろこばれる高級品です。
こちらでは複数の畑を所有されており、収穫は1つの畑につき年2回。土の状態を見ながら2ヶ月ほど畑を休ませて、次の苗付けを始めます。Nさんの畑では主に夏と冬に収穫を行っているのだそうです。種付けから収穫まで3ヶ月〜4ヶ月もかかるそう。長い間毎日毎日手塩にかけて育てたメロン。愛情がたっぷり注がれています。
メロン作りの工程は、種付けをし芽が出たら専用のポットに移し替え、さらに芽が出てきたらハウスへ。より糖度の高いメロンにするため剪定(間引き)を行います。剪定をしないと1本の木にいくつも実がなり味の質が落ちてしまうため、この時点で3つに減らします。
それから、収穫の10日前頃には、実に新聞紙を被せていきます。そうすることで日差しを遮り網目の状態を良くする効果があるのだそう。最終的に実の数は1本の木に対し1個に減らされます。養分を1玉に集中させて、より甘く美味しいメロンに育てるんですね。また、専用の機械で糖度をチェックし、一定の品質を保つことに努力されているそうです。
(写真左:メロンの花ってかわいいんですね)
これだけ長期間に渡り毎日手間暇かけ、厳選した1玉1玉を手塩にかけて育てるんですね。メロンを指差しはしゃぐ娘を見つめながら、まるで子育てのようだなと感じました。
(写真は新聞に包む作業中の娘さん)
それにしても娘さん。ずっと熊本でご両親とともに農家をされているんでしょうか?ふと気になって聞いてみました。
『以前は東京で食品メーカーの研究に携わる仕事をしていました。両親が高齢となり、農家の跡を継ぐ人がいないという状況に、熊本に戻り両親を手助けすることを決意しました』とのこと。
親御さん想いの優しい方です。農家さんの後継者不足や耕作地が放棄されるという問題が多い中、こういった若い方が増えるとうれしいですね。
(写真は作業中のお母様)
お顔を出すのは恥ずかしいとのことで、、紫外線をバッチリ防ぐ完全防備のお姿でした(笑)!
(網目が美しく出たアールスメロン)
この取材中、娘はを『メロン!メロン!』と連呼。あれ?メロンって言えたっけ?言えるようになったね!とびっくり!娘にもスーパーで売っている野菜や食卓に並ぶカットされたフルーツでなく、農作物として土から根を張って“生きている”果物の様子を見せることができ、とても良い経験でした。
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くまもとママは販売のプロではありません(^_^)より良いものをみなさんにお届けできるようにただいま模索中です!「こんなものが欲しい」「あれが食べたい!」そんなお声があればどしどしお待ちしています。熊本の美味しいものを求めて奮闘中の『Mama kara Mama』を、応援よろしくお願いいたします(*^^*)
(くまもとMama.1号(笑)子どもを背負って撮影中!がんばってます^_^)